最近、MySQLにオワコン臭がしています。CentOSも7からMySQLがパッケージに含まれなくなってしまいました。
代わりにAPIレベルで互換性を持つMariaDBが台頭しているようです。GoogleもMySQLからMariaDBに移行したそうで、将来有望そうです。
というわけで、開発用のサーバ(FreeBSD10.1)をMariaDBに移行したので備忘録として記録を残します。
pkgを使ってインストールしていきます。そのままインストールすれば、DBを引き継げるのですが、古いデータ構造を残すのは気持ち悪いので、一旦データファイルを削除してリストアしました。
# まずは全てのDBをダンプ(一応、gz形式で圧縮) # -x ... DBをロックしてダンプ # --all-databases ... 全てのDBをダンプ mysqldump -x --all-databases -u root -p | gzip -c > db.gz # 今インストールされているバージョンを確認 pkg version | grep mysql # インストールされているmysqlを削除 sudo service mysql-server stop sudo pkg remove mysql56-client mysql56-server # ps aux | grep mysql # ... もし生き残ったプロセスがいたら kill する # データディレクトリを削除 sudo rm -r /var/db/mysql # MariaDBのパッケージ名を確認 pkg search mariadb # MariaDB10のインストール(2015/08/15時点の最新版) sudo pkg install mariadb100-client mariadb100-server # /etc/rc.conf にmysql_enable="yes"を記載 # mysqlが動いていたなら既に記載済みのはず # 起動して動作を確認! # この時点では root パスワード無しになっている /usr/local/etc/rc.d/mysql-server start mysql -u root # (mysql内で) show databases; # (DBが消えてる事を確認して、そのまま終了) # DBをリストア gzip -dc db.gz | mysql -u root # 管理情報が更新されているので、デーモンの再起動 sudo service mysql-server start # DBを確認 mysql -u root -p # (mysql内で) show databases; # DBがリストアされていることを確認
MySQLを利用していたWordPressも問題なく動いてて良い感じです!
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